国民が知らない東大入試の真実

文系の東大受験生に役立てればいいなと、情報を置いておきます。

東大英語 自分の勉強法

1. フロー

〜高2
鉄壁の単語をほとんど覚えた
同日模試86点でした(激甘採点)

高3 4月〜8月
学校行事に追われていたのと社会の進捗が遅かったことがあって英語をほとんどやらなかった。(4月ー12月は毎週鉄緑で東大模試の過去問演習があった)
夏の模試で80割ったことに危機感。傲慢になるのは良くない。気を引き締める。

高3 8月〜11月
適当に洋書などを読んで過ごす。ジーニアス英和辞典などの例文をたくさん暗記する(英作文力向上に役立った)。他大学の過去問なども使ってたくさん英文を読む。

高3 12月〜1月
洋書などを読みつつ、東大リスニングの復習を始める。12月にメンタルがすごく厳しくなったが、塾の演習などで英語力の向上を感じられるようになり安心する。
1月の東進模試で英語100をとり、一安心。手を抜くと死ぬということは去年の春に痛感していたので、毎日洋書(or ネットの英語の文章)1時間とリスニング30分はセンタ対策中も継続。

高3 2月〜3月
センター後はほぼ毎日予備校の東大模試120分を1セット解いていた。だいたい90−100で安定している感じ。1Bと4Aがほぼ満点で安定してくる。本番3桁ワンチャンを感じる。
しかし当日は1Bで轟沈。やはり傲慢はよくなかった(二度目) しかし発表後にTLP案内がきており、そんな悪くなかったことに安心。



2. 具体的な勉強

洋書
高3の間に4冊くらい読んだ気がする。一気に読むことで英文に対する集中力が鍛えられるし、小説を読めば口語文への耐性もつくものです。当日、結局5は時間不足でうまく解けなかったのですが、英文の多読は5以外のいろいろなところで役に立つと思います。

リスニング
東大の過去問を10年分2回くらいはやった気がします。東大の問題程度だったらシャドウイングなどをやる必要はないと判断。音読も暇つぶしには良いですが、たくさん音読しようと思うと結局ただ字面を追うだけの中身のない勉強に陥りがちなもの。

英作文
頭のなかで自分でテーマを決めて、それについて頭のなかで英語で説明する練習。日本語で思いついていることが英語でわからなかったら辞書で引いてうまい表現を見つける。主に入浴時や食事中の暇つぶしにやっていました。おかげで発想力が上がったかもしれません。

フレーズ暗記
英作文にも関連することですが、単語単体ではなくフレーズをまとめて覚える。イディオム問題や不要語切除など、幅広い問題に理詰めではなく直感で答えられるようになる気がします。気長な努力が必要ですが。



3. 気をつけたこと

英語のどの設問でもいえるのですが、「問題を解こうという気持ちが先走って設問ばかりを目で追ってしまう」状態に陥らないように気をつけていました。
混乱するほど、人間は問題文を置き去りにしがちなもの。たとえば、要約の日本語を何度も推敲したり、下線部だけを見て和訳を考えたり、設問の選択肢を見比べて”それっぽい”ものを選ぶことに執心したり。
センターと違ってそういう子供騙しで点数が稼げないのは自明ですよね。おおらかな気持ちで問題文を読む方が結果的に得点は向上する気がします。東大教授が大切にしているのは、小手先のテクニックよりも「しっかり問題文を理解できているか」ということだと、少なくとも自分は考えているので。